-学校の勉強って役立つの?(1)-

子どもたちが学校で主要教科として勉強する数学(算数)・英語とかって、『大人になったら使わないよね』って話はよく聞きます。実際のところどうなんでしょうか。僕自身の経験から考えてみます。

まず、何と言っても皆が苦労するのは数学と思われます。長く数学に関わってきている僕の考えでは、数学とは答えを出すには何通りもの考え方がありますが、正しい推論で進めていけば必ずたどり着く事実です。具体的には数や図形についての本当のことの理解あるいは探求です。

日本が先進国としてここまでのし上がった原因が科学技術力でありそれは数学によって支えられているのです。自動車・電化製品などの工業製品だけではなく経営にも応用されているのです。

ただし多少の向き・不向きはあるかもしれません。僕は20年以上多くの子どもたちと数学を通して接してきていますが、そこで数学の得意な生徒と苦手な生徒の違いとでもいうべき傾向がある時ことに気づきました。

必ずしも頭がいいとか悪いとかに関係なく、自分で物事を試行錯誤考えてみることの出来る子どもとそれが出来ない子どもという性格とでも言うべき違いです。

そしてそれはひょっとしたら小さな頃の遊びの習慣などからくるのではないかと感じます。例えばレゴブロックのような何かを作り上げるような遊びが脳の発達ひいては性格・好みの形成に影響するのではないかということです。

僕自身も小さな頃にレゴで遊びました。断言は出来ないかもしれませんが、それが数学が好き(あるいは得意)になったことにつながる気がします。

大人になって数学そのものが出てくるのはそうないかもしれませんが、事柄の本質を見抜きその処理を論理的にみて対処していく思考習慣となってあらゆる場面で無意識にではありますが役立てられているのではないでしょうか。

まぁ現実問題として数学の学力がなければ理系の大学に入れませんので先端技術の開発などの職に就くのは難しいことは間違いないですね。